花粉症や蓄膿症など鼻の症状

アレルギー性鼻炎について

鼻の症状春先に多く見られるスギ花粉症だけでなく、ダニ、ハウスダスト、ヒノキ花粉、イネ科花粉といったさまざまな抗原によるアレルギー性鼻炎があります。

アレルギー性鼻炎の特徴的な症状

  • 発作性もしくは反復性のくしゃみ
  • 水のような鼻汁
  • 鼻づまり(鼻閉)

いずれも、原因物質となるものにくりかえし接触することで体内に抗体が形成され、鼻の中で原因物質と抗体が反応することで発症します。
しかし原因物質の量が多いか少ないかにかかわらず、遺伝的な要因や大気汚染などの環境要因など、発症には多くの因子が複雑に関与しているともいわれています。

アレルギー性鼻炎の原因究明

まずは鼻炎の自覚症状に加え、鼻粘膜の観察、鼻汁中の細胞検査(好酸球検査)、血液検査、抗原皮膚テスト、鼻粘膜抗原誘発テスト、特異的血清IgE抗体検査などをおこなって原因物質となっているものを特定します。

ご自宅でのアレルギー性鼻炎の対策

  1. 集合住宅のような気密性の高い家屋は、換気の不十分さから絨毯や畳などでダニが増殖している可能性があります。お子さまの生活空間では絨毯を避け、畳には丁寧に掃除機をかける、部屋は整理整頓するといった対策をおこなってください。

  2. 寝具は羽毛、羊毛ふとんを避けてください。その上で頻繁に日光消毒をおこない、干した後は花粉などが残らないようよくはたき、掃除機をかけてからカバーをかけてください。また枕や衣類、ぬいぐるみなどにも注意してください。

  3. 部屋の湿度は40~50%以下に保ってください。市販の空気清浄機も一定の効果が期待できます。

  4. 屋内でのペット飼育は避けてください。

  5. 喫煙など、誘因となるものは避けてください。

  6. 室内外のカビの除去につとめてください(カビに対するアレルギーの場合)。

  7. 規則正しい生活や適度な運動をおこない、アレルギーに負けたい体力作りにつとめてください。

たてもと耳鼻咽喉科クリニックでは、アレルギー性鼻炎の日帰り手術を行ってます

たてもと耳鼻咽喉科クリニックでは、アレルギー性鼻炎に対する日帰り手術を行っております。
鼻腔粘膜をレーザーで変性させる「鼻粘膜焼灼術」、高周波により鼻腔粘膜を凝固させる「コブレーション手術」、アレルギー反応を起こす神経を選択的に切断する「後鼻神経切断術」、下鼻甲介骨を安全に切除して鼻通りを良くする「粘膜下下鼻甲介骨切除術」など、幅広く対応しております。
症状によって手術を選択したり、組み合わせることで、効果的な治療が可能です。

花粉症について

残念ながら、花粉症を完治させる方法はまだ確立していません。しかし花粉の特性を把握し、その被害を最小限におさえる予防はできます。
その原因としては大気汚染、生活環境・生活習慣の変化によるアレルギー体質を持つ方の増加などは考えられますが、戦後になって植林されたスギの花粉量が増えていることもそのひとつといわれます。

一度発症すると毎年経験するようになってしまうのが花粉症です。一緒にその予防につとめ、花粉の舞う春も快適にすごせる方法を模索していきましょう。

花粉の代表的な症状

  • くしゃみがとまらない
  • 鼻汁が水のように流れる
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ
  • 目の充血
  • 何もしていないのに涙がとまらない
  • 目がゴロゴロする

花粉症の原因

花粉症といえば「スギ花粉」が多く挙げられますが、2月上旬ごろから九州や東海地方を皮切りに観測され始めます。3月上旬ごろから北陸や東北地方でも見られるようになります。スギ花粉は何百キロもの距離を移動するため、近隣にスギがなくても注意が必要です。
また、物質構造が似ているヒノキ花粉もアレルギーの原因となります。

通常、ヒノキ花粉はスギ花粉の少なくなる4月ごろから飛び始めますので、5月になっても花粉症が続いているようならスギ以外に由来するアレルギー症状である可能性があります(最近は、スギが秋口にも花粉を飛ばすことがあるようです)。
ちなみに現在、アレルギー反応を引き起こす花粉はカモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど約40種類判明しています。

外出時の花粉対策

  1. 通常、花粉は風の強い晴れの日の午後に多く飛びます。逆に雨の日は地面に落ちますから少なくなります。そういった天候と花粉飛散の関係を認識してください。

  2. マスクを必ず着用し、つば付きの帽子をかぶってください。

  3. 帰宅したら、着衣に付着した花粉をよく払ってください。

  4. 洗顔・洗眼・うがいにつとめてください。

副鼻腔炎(蓄膿症)について

副鼻腔とは、鼻腔(いわゆる「鼻の穴」)の周りにある空洞のことで、ここで炎症を起こしている状態が「副鼻腔炎」です。蓄膿症とも呼ばれます。
副鼻腔炎には、短期間で治療が見込める急性のものと、3か月以上症状が続く慢性のものがあります。

急性副鼻腔炎について

鼻水、鼻詰まり、後鼻漏、顔面の痛み・圧迫感、嗅覚障害などに加え、上気道の炎症による喉の痛み、咳を伴うことがあります。
ほとんどの急性副鼻腔炎が、風邪による上気道の炎症から波及して起こります。また、アレルギー性鼻炎による粘膜の腫れ、鼻ポリープ、腫瘍によって空気の通り道が塞がれることでも発症します。
治療においては、ネブライザー療法、鼻洗浄によって症状を和らげながら、抗菌薬、点鼻薬を使用します。

慢性副鼻腔炎について

鼻水、鼻詰まり、後鼻漏、顔面の痛み・圧迫感、嗅覚障害などの症状を伴います。鼻水は粘り気があり、黄色や緑色っぽく見えるのが特徴です。
慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎を放置していた、適切な治療を受けていなかったことで慢性化して起こります。炎症・腫れが長く続いた粘膜が本来の機能を失い、膿がうまく排出できない状態になっています。
治療においては、ネブライザー療法、鼻洗浄、点鼻薬によって症状を和らげながら、炎症を起こしている細菌を特定し、適切な抗菌薬を使用します。
これらの保存的治療で十分な効果が得られなければ、内視鏡下鼻副鼻腔手術を行います。異常を起こした粘膜の除去、副鼻腔の清掃により、適切に膿を排出できる状態を作ります。

鼻中隔弯曲症について

鼻の穴の仕切りである「鼻中隔」は誰でもある程度曲がっているものですが、そのことで鼻詰まりなどの症状を起こしている状態が、鼻中隔弯曲症です。
軟骨と骨で形成される鼻中隔が、成長の過程でズレを起こすことが主な原因です。
対症療法も可能ですが、根本的に原因を解決するためには「鼻中隔矯正術」という手術が必要になります。

TEL:075-752-3387WEB予約
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